フコイダンに関する情報

フコイダンとは

フコイダンとは、モズクやコンブ、ワカメなどの海藻類のヌメリ部分に含まれる天然成分で硫酸化多糖類の一種です。全ての生き物は、自分の身を守るための手段を持っています。海藻類も同じで、このヌメリ成分は海藻が強い波などで葉や茎が傷ついたとき傷口から細菌が侵入しないようにしたり、侵入した細菌を駆除したりします。さらに引き潮などで強い太陽光を浴びることによって起こる乾燥などからも身を守るために働きます。

フコイダンとは

フコイダンの研究は1980年代から行われ、人間の防衛機能を回復して免疫力を正常化させるほか、抗腫瘍効果、抗血液凝固作用、コレステロール低下作用、抗アレルギー作用、抗HIV作用など現代人の健康に欠かせない機能が学術的に明らかにされており、本来人間に備わっている自然治癒力を正常化する効能が明らかになり、疫療免法で最も注目されている天然成分です。

フコイダンを最初に発見したのは、今から100年ほど前、スウェーデンのKylin(キリン)博士という科学者でした。

そのフコイダンが注目を浴びるようになったのは1996年の「第55回日本癌学会総会」で抗癌作用が確認されたと発表された時からです。

フコイダンとは

フコイダンは、海藻類の中でも特に、モズクに多く含まれていて、その中でも、トンガ王国産天然モズクはフコイダンの生成に適した環境で育つため、量だけでなく品質においても安全性においても優れています。

フコイダンの生理活性を発揮するためには、フコイダンに含まれる硫酸基の量が重要なファクターで、フコイダンそのものの効能が左右されます。

フコイダン抽出時に13~20%ある硫酸基を外さないということが重要で、フコイダンの効能を十分に発揮するには13%以上の硫酸基の結合が必要となり、13%の硫酸基が安定的に形成されていないと、生理活性を発揮しにくいことがわかっています。さらに、それ以上の含量でも効果に差がないことも解明されています。