フコイダンの抗ガン作用は、1996年に「第55回日本癌学会」において発表され、テレビや雑誌などに取り上げられたことから一躍注目を浴びるようになりました。それにより、ガン治療にフコイダンを用いた「フコイダン療法」を行う患者が急激に増えました。
・ガンの増殖・転移抑制!COX-2選択阻害作用
人体で悪玉となるCOX-2という酵素は、血管新生やガンの増殖に加担します。
このCOX-2の発生や働きを阻害することにより「ガン細胞の増殖抑制」「ガン細胞の転移抑制」「血管新生の抑制」につながります。
・有効成分の吸収をサポート!免疫調整作用・血流改善作用
ガンにより低下した免疫力を、フコイダンは正常な状態まで戻し、ガンと闘える体力づくりをしていきます。また循環器系を改善する効果もあるため、血流が良くなることで、栄養や薬が全身に行きわたりやすくなります。
フコイダンに抗ガン作用があると発表されて以来、最近までフコイダンに抗ガン作用の全てがあると思われていました。
そのため、過去の治療法では、その名の通り、現在の一般治療に加えて、いかにフコイダンを効果的に摂取するかということに重点を置き、研究がなされてきました。
現在では、COX-2選択的阻害作用の働きにより、間接的にガン細胞の増殖・転移を防ぎ、かつ血管新生抑制作用でガン細胞を兵糧攻めにします。
最後にフコイダンの免疫調整作用・血流改善作用により体力を回復し、ガンと闘うためのカラダづくりをします。
また再発防止にもフコイダンを積極的に摂取して、新たなガン細胞が生まれるのを防ぐ必要があると考えます。
ガン治療に期待される6つの効果!
①副作用がなく、カラダに負担の無い療法
②ガンの進行度合いに関係なく、効果を発揮
③西洋医療(標準治療)との併用で、相乗効果も期待できる
④抗ガン剤の副作用を抑え、治療効果を高める
⑤QOL(生活の質)を高めながら、治療ができる
⑥再発や転移防止にも効果的
まとめ
最後に、当研究会は、西洋医療を否定するわけではありません。もちろん、早期発見により外科手術の切除で治癒できれば、それが最善だと考えております。
ただ、現在の西洋医学を中心とした標準治療だけでは、まだまだ限界があります。その限界を補うために、標準治療とともに「フコイダンを併用することを」おすすめしております。