フコイダンの効果効能 – フコイダンに関する情報

フコイダンにはさまざまな作用が各研究機関によって報告されています。

免疫力賦活(ふかつ)化作用
フコイダンには免疫力賦活化作用があります。人間の自然治癒力を回復・向上して、体質を改善したり、アレルギー症状や生活習慣病の予防・改善をすることもわかっています。
フコイダンは、体内の腸表面の細胞から、血液を通じて全身に運ばれます。また、その際に吸収されなかったフコイダンも、小腸の表面を通過するときに「腸管免疫」に刺激を与えることによって免疫力を高めます。
私たちの腸には、吸収するべきものとそうでないものを判断して、異物を排出したり中和するという重要な機能が備わっています。その他にも消化吸収をしたり、食べ物のカスを便として排出する他、異物からカラダを守る機能もあります。
カラダを守る免疫力は、血液中のリンパ球が中心を担っています。このリンパ球が小腸や大腸に最も多く存在するので「腸管免疫」と呼ばれています。この部分で異物に対する抗体を作る細胞を刺激し、リンパ管を通じて免疫情報を全身に伝える免疫システムが正常に機能するのをフコイダンが助けます。

ピロリ菌の減少による体内の粘膜の保護
フコイダンは体内の粘膜を保護する役目があります。フコイダンのネバリのもとである硫酸基が胃の粘膜を刺激し、胃を活発に動かしてくれます。また、胃潰瘍や胃ガンなどの原因の一つと言われるピロリ菌を、硫酸基が吸い寄せて排出してくれます。

血清中性脂肪を下げる
フコイダンは血清中性脂肪を下げ、サラサラの血液と健康で若々しい血管を維持してくれます。中性脂肪の分解酵素であるリポプロテインリパーゼを活性化させ、血清脂質を低下させるという悪玉コレステロールを減少させる作用を持っています。

錆びないカラダづくり
フコイダンは褐藻類の表面にあるヌメリ成分で、強い紫外線によって発生する活性酸素から身を守る抗酸化作用を持っています。私たちの体内に備わっている抗酸化力は、加齢とともに衰えてきます。過剰な活性酸素は、カラダの内側から老化を促進し、血管を固く、詰まらせ、血流を悪くしたり、紫外線によるシミなどの原因になります。
フコイダンのもつ抗酸化作用は、錆びないカラダづくりをサポートしてくれます。

保湿作用
フコイダンは、肌にしっかりと結合して肌表面になめらかな保湿保護膜をつくり、乾燥やアレルギー物質などの刺激要因から肌を守ります。また、抗酸化作用によって紫外線による肌の弾力成分の劣化を防いだり、損傷治癒作用によってトラブルのないなめらかな肌へと導きます。